河川ゲームで出たものは・・・

ぼびぃ

2016年09月28日 16:28

シャッディングチヌの後、暫くは河川のゲームに専念
河口部ではメッキやコトヒキは飽きる事無く釣れる






ちょっと上流に上り深みのエリアをシャッドで探ると




ゴマフエダイ

更に上流に昇って淡水域の深み、オオクチユゴイや満潮時にチヌが入るリバーチヌポイントで岩陰にノーシンカーワームをキャスト、フォール中にラインが走ったのでアワセるがすっぽ抜け。

大潮のド干潮、居るとすればオオクチユゴイかゴマフエダイ、ミナミクロダイ
しかし、アタリの出方からするとゴマフエダイっぽい。

やや離れた岩の陰に同じ様にノーシンカーワームをキャスト、ラインが走ったので少し間を置いてあわせると今度はフッキング。
岩陰に潜られないように速攻でリールを巻く。
それ程抵抗も無く寄って来た姿を見ると茶色と黄土色のコントラスト
「ホシマダラか?」
そう見えたのだが手元まで寄せてみると






「何と!ヤイトハタ!」

久米島には淡水域に侵入するチャイロマルハタやアカマダラハタと言ったハタの種類の棲息は確認しておらず、同様に幼魚期に淡水域に侵入するヤイトハタは淡水域では未確認だったのでこれは嬉しい一匹

と、同時にこの魚が何故河川内に侵入してきたかを考察してみた。

以前、この河川の河口域にある港で沖縄県記録となるヤイトハタが釣り上げられている。
過去にも何度か大型のヤイトハタが釣り上げられているポイントで、その沖のエリアでも20kgクラスのヤイトハタがジギングで釣り上げられたりしている。

この事実から推測すると、ヤイトハタは産卵時には沿岸域に接近して其処で産卵し、孵化した幼魚は上げ潮に乗って河川内に侵入するのであろう。
そこである程度成長して再び海に戻る

この一連の行動はメッキやミナミクロダイ、ゴマフエダイにも共通する行動で、奇しくもこの港ではゴマフエダイの沖縄県記録も同じ人物によって釣り上げられているし、おいらも過去に近くの港で70cm程のゴマフエダイを餌で釣っている。
その時の記事はコチラ

他にもヤイトハタがこの河川に居るのか?

前にオオクチユゴイを狙って河川を遡上した時、岩陰から黒いヌルッとした姿の30cm程の魚が逃げていくのを目撃しているし、ブッシュの陰からルアーをチェイスする同じ影を目撃した事がある。
恐らくまだヤイトハタはこの河川に生息している筈である。

と、同時に港に住まう大型のヤイトハタも狙ってみようと思ってもいるのだが・・・

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