釣りキチ三平とアブマチック170

ぼびぃ

2015年01月04日 20:45

2015年早々、引越しをした。
心機一転新たな環境の中での生活が始まる。

環境は変わろうとも釣りに関して気持ちは何時までも変わることは無い。むしろ原点を見つめなおす事で忘れていた何かを取り戻す事もあるかもしれない。

オイラのルアーフィッシングの原点
それは何度もこのブログにも登場しているが釣りキチ三平である。


そしてもう一つ
オイラのルアーフィッシングの原点
それがこのリール


アブマチック170

オイラがルアーを始めた昭和50年代初頭と言えばABUのリールと言えば大人でさえ高嶺の花だったリールだ。
オイラがルアーに興味を持ち、それを釣り好きの叔父に話したところ一組のロッドとリール、そして数点のルアーをプレゼントされた
それがこのアブマチックとABUのロッド、ハイローやラパラ、トビー、クロコダイルと言ったルアーだった。
正確に言うと当初のリールは170ではなく140だったと思われる。
その後、この170もおいらの元に来たのだが、小学生がABUのリールを持っているなど今で考えればソルティガやステラ、いや、ヴァンスタールやアキュレイトのスピニングを持っているのに匹敵するのではないだろうか?

叔父には3人の娘は居たものの、息子が居らず、早くに父親を亡くしたオイラを息子の様に可愛がってくれた。
餌釣り、ルアー問わず色々な場所に釣りに連れて行ってくれ、早くに鮎釣りも体験させてくれた。
オイラにとっては正に魚紳さんの様な存在の叔父だった。
マナーやルールにも厳しく、優しさの中にも厳しさがあり色々な事を教えてくれた。

その叔父が亡くなりもう10年以上の月日が経つ。
群馬に帰省した際には祖父や祖母の墓参りと一緒に叔父の墓参りもするのだが、ここ数年不思議な事実に気が付いた。

もう大分前に母から聞いた話なのだが、叔父は釣りやゴルフもそうだが特に歴史に関する事が好きだったらしい。

オイラは数年前から京都が好きになり年に何度も行っているのは皆さんご存知だと思うが、自分でも何で好きになったかは実は良く解っていなかったのだ。
確かに京都にはKOMOさんが居るし、けいおん!の聖地だが何時の頃からか神社や歴史的建造物に深い関心を抱く様になっていた。

これはひょっとして叔父の魂が生前果たせなかった事をオイラの体を使って叶えているのでは?
等と思ったりもするのだが(笑)

知らず知らずの内に叔父の持っていた興味をオイラが引き継いでいたのかも知れない。


新たな環境、新たな生活が始まったとしても根本にあるものは変わらない
変えたくない。

そんな思いもあってオイラのルアーフィッシングの原点、アブマチック170を最近購入した。
釣りキチ三平のサイン色紙と共に部屋に飾りいつまでも原点を忘れない様に


あと数日で棚が届くのでその日までは床に直置きだけど(笑)

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