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ぼびぃ
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久米島を中心にルアーフィッシング、エギングをメインに活動
久米島のショア、オフショア問わず釣れる時に釣れる獲物を狙っています。
ショアフィッシングでは基本的にキャッチ&リリースですが、旬の魚を美味しく食べる事も研究中。
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2012年12月19日

魚の価値について考える


写真提供:げーての会々長

この写真を見て、あれっ?
と、思った貴方。
オイラと同じ位魚マニアもしくは魚が大好物な方だと思います(笑)

最初に申しておきますが、この様な魚はこの世に存在しません。
これは飽くまでも食品流通過程に於いて付けられた名前に過ぎません。

この魚の正しい名前は
ハガツオ(漢字で書くと歯ガツオ)
サバ科ハガツオ属の魚で、カツオよりもイソマグロに近い魚

名前の通り歯が鋭いのが特徴

食味に関しても美味しい魚で、わざわざ名前を偽装してまで出す魚ではないと思うのだが、ハガツオではイメージが悪いらしい。

魚好きのオイラとしてはこういう表示をされるのは非常に悲しい。
もっとその魚そのものを評価してあげても良いと思うのだが。

一つには日本人の魚離れというのもあるのかも知れない。
美味しそうな名前を付けれは売れるかもしれないという業界の策なのかも知れないが、オイラは全く逆効果だと思うよ。
沖縄みたいに魚を地方名で表示するのとは全く意味が異なるからね。
その点、沖縄は良いよね
美味しい魚には必ず地方名が付いている
アカジン、マクブ、シルイチャー、チンバニー

ガーラとか、ミーバイとかヒラアジの仲間やハタの仲間をひとまとめに呼ぶ事もあるけど、これは流通上で売れる為に付けられた名前とは違うしね。

最近スーパーで見て驚いたのはニュージーランド産のヒラマサがキングフィッシュとして天ぷらの材料として格安のバーゲン品として冷凍されて売られていた。
築地ではメキシコ産のクロマグロが大間産のマグロの10/1以下でも値が付かないという話も聞いた。
全く同じ種類で、そのマグロは大間の海を泳いでいたのかも知れないのに

魚の本当の価値
改めて良く考えて行きたい問題だよね。

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この記事へのコメント
有名なとこだと『柳葉魚』もこの話題に近いのでは?
昔、ホテルの朝食で使ってた『赤魚』。
コイツの正体はいったい...。
製品に原材料の正式名称を表示していないのは昔から不思議でしたね。
Mドナルドのフィレオフィッシュとか。
原材料の正体がわからないと個人的には手を出しづらいです。
Posted by さとし at 2012年12月19日 21:41
>さとし
柳葉魚と聞いてウナギやアナゴのレプトケファルス幼生を思い浮かべるのはオイラだけ?(笑)
最近は産地に関しては法律で厳しくなったのでキチンと表示されてるけど、かえってブランド志向を助長する事になって来ている様な気がする。
氷見のブリに関しても氷見で降ろせば高値がつくけど、隣の港だと安いって聞いた事がある。
同じ場所で採れているのに
Posted by ぼびぃ at 2012年12月19日 21:53
こてさきだけのブランド戦略で魚を売ろうとする業者、それを助長するマスコミ、名前や産地で魚を選ぶ消費者、みんないかんと思うよ


大間のマグロも、氷見のブリも、水揚げ量より流通量がはるかに多いのはなぜかな‥
Posted by げーての会々長 at 2012年12月22日 00:46
>会長
日本人のブランド信仰を逆手に取った商法と言えなくもないけど、それにコロッと騙される消費者にも確かに問題はあるよ。
放射線とかそういう事については敏感だけど、それ以外の部分では全く気にも留めていない。
Posted by ぼびぃ at 2012年12月22日 01:03
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