久米島　FISHING ISLAND ver.2

昨日は１日休みだったので前日に制作途中だった球美の餌木を数本完成させて水路へ。
水路の左側のシャローで良いサイズのアオリイカを発見したのだが、餌木には反応するものの、あと一歩の距離が縮まらない。
あれやこれや試している内に潮位が増し、奴は深みに消えていった・・・

そしてその日の夕方。
橋には数人のアングラーがエギング。
潮は上げ７分、風は北北東、６～７ｍ。上げ潮に乗せて餌木を流すがラインが左方向にはらみ餌木を操作しにくい状況。
しかし、考え方を変えればこの厄介な風も見方に付ける事が出来る。
ラインが左にはらむのを利用して、水路を扇状に探ることが可能になり、より広範囲を探る事が出来るのだ。
水路の右にキャストした餌木をラインを出しながら流し、２段ジャークを繰り返す。
風に煽られ、流れに乗った餌木は水路のほぼ中央付近まで流される。
水路の中央付近は底潮の流れが速く、ラインが吸い込まれていくスピードが速い。一度餌木を回収して、再び同じように流す。

日が暮れ始め、辺りが暗くなる頃、それは突然やって来た。
５０ｍ程流した餌木を２段ジャークでしゃくった時に重みが乗った。
「クン、クン、クン、ジイィィィ～」
数回の軽い引き込みの後、ドラグが鳴る。

ここでラインを流してエギングをしていると烏賊のアタリは重みが乗った時か、ラインの流れに変化が起きた時がアタリなのでそんな時にはシャクった後に少し聞いてみる。
軽く引き込まれたら烏賊が乗っている証拠。（ただ重いだけなら根掛かりまたはタコ掛かり）

奴は潮に乗って走っていく。
重みからするとkｇオーバーは間違いない。ロッドも気持ち良く弧を描いている。
走りが止まったところでリールを巻くがなかなか浮いてこない。辺りはかなり暗くなっているので水面に烏賊が浮かないことにはランディングポイントまで誘導出来ない。暗がりの中、ラインの角度と方向を見ながらリールを巻く。
するとようやく５０ｍ程先で烏賊のジェット噴射が水面に確認できた。思った以上にラインは出ていたらしい。
烏賊が浮けば一安心。カンナの刺さり具合も良いところに掛かっている。
そしていつものハンドランディング。
見た目には１５００ｇ位ありそうだが・・・







外套胴長はおよそ３０ｃｍ
水を十分抜いて、袋に入れ計測すると１６５０ｇ

餌木は自作の球美の餌木



カラーはこの水路では鉄板のオレンジ松葉、縦縞/ゴールドベース
今回の下地は実は布ではなく、ある物を使っている。
他のカラーの餌木にも同様の物を使っているのだが、なかなか良い色具合なのだ。
この先、入手はほぼ不可能な素材なのだが・・・


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